更年期障害

2019年01月05日

昨年12月から更年期を訴えられる方が複数お見えになったので、今回は更年期障害について、「自律神経を整える」という観点から書いてみたいと思います。


【これって更年期障害?】

よく言われるのがホットフラッシュ(ほてり、多汗)、動悸、イライラ、不安感、体力の低下などですが、他にも疑わしい症状があるのです。



あなたに当てはまるものはあるでしょうか?

  1. 体形の変化…普段と変わらずに生活しているはずなのに、なんか太ってきたように感じる
  2. お風呂で気分が悪くなる…めまい?湯あたり?のように感じる
  3. 眼の乾燥
  4. おっちょこちょいがひどくなった
  5. 腰痛や肩こりがひどくなった
  6. やる気、根気がなくなった
  7. 自分がのろくなったように思う
  8. 化粧ノリが悪い
  9. 涙もろくなった
  10. 鏡を見るのが辛い
  11. 不眠傾向(寝つきが悪い、途中で起きてしまう)

どうでしょうか?あなたに当てはまるものはありましたか?


更年期がひどくなる人の共通点とは?

来院されている方の中で、重度傾向の方には共通点があるのです。その共通点とは、「完璧主義」「理想が高い」「呼吸が浅い」「努力を惜しまない」「更年期障害であることを認めたくない」。

上記5点が共通点としてあげられるかと思います。

より強く強調されているのが「更年期障害であることを認めたくない、我慢できない」という意味合いの事を訴えられる傾向にあることです。

そしてすぐ治せる治療法を探しまくるのです。治すためにはお金や労力を惜しまないのです。

ホルモン注射、薬やサプリ、漢方、整体や鍼灸などなど。

新しいもの、効くというものには、喜々として飛びつき、即効の変化を求めて落胆してしまうのです。これでは自律神経にとっては良くありません。


私は40代男なので更年期障害になった経験はありませんし、いずれは閉経するという悲しさ、淋しさも分かりません。

でも自律神経の乱れについてはプロですから、呼吸数、心拍数、身体の硬くなっている箇所などで判断ができます。

更年期障害を認めたくない、我慢できないという方のほとんどは、お腹、鎖骨の下、ふくらはぎ、前腕にそれぞれ耐え難い押して痛む箇所が出現しています。


また、こういった方は、身体の変化に特に過敏になっているため、小さな変化も大きく捉えてしまい、より重大な変化となって認識してしまいます。

これにより小さな身体の変化でも、とてつもなく大きなストレスとなってしまい、より呼吸が浅くなり、リラックスのしずらい身体の状態となってしまうわけです。


そして一番大きな問題が、更年期の症状があることで何が一番困りますか?という質問にすぐパッと答えられる方が非常に少ないのです。

また、更年期の症状が治まったら何がしたいですか?という質問に何も答えられないのです。


上記は、鬱やパニックなどの自律神経の不調からくる症状をお持ちの方も同じです。多くの方がよく言うのは、「以前はこんな状態ではなかった。以前のような状態に戻りたい」というのです。


戻るのではなく進む

戻ることを目標にしてしまっては、前に進めません。

今できなくて困っていること、嫌な心境になってしまう状況などを細かくリストアップします。実はこれが非常に重要な作業になります。

なぜ更年期の症状があって嫌な気分になっているのかをご自身で確認し、整理してもらうのです。

私のケースでは、この症状とこの症状があって、日常生活のこんな場面でこんな嫌な気分になるから、こんな身体の状態になってしまうから更年期のこの症状を和らげたいのだと、改めて認識してもらうのです。


そこからが改善へ向けてのスタートになります。この作業がなくただ漠然と「良くなりたいと思って人任せ(薬や治療法に頼る)にしてしまう」だから改善傾向になるまで時間がかかるのです。


心の整理ができると自律神経が働きだす


通常の痛みや症状でも全く同じですが、原因が特定できただけで、本当に悪い箇所が特定できただけで、根治してしまう場合が多くあります。

これは、漠然とした不安が作っていた症状や痛みであった可能性が高いのです。

鬱やパニックなどの自律神経症状が治りずらいというのは、心の整理がつきにくいから。整理がついてしまえばあとはきっかけと弾みです。


きっかけとは、心をより整理するための思考パターンの変化や、身体の変化を外的要因で作り出すこと。

弾みとは、細かく整理しておいた不具合の一つでも改善することです。


そういえば更年期になってたね


改善された方ほとんどが、こんな感じですね…。

期間は整理がどれだけつけられたのか、きっかけや弾みが症状が出ている期間のどのくらいの位置で出来上がってきたのか、症状を強く感じているかどうかで様々ですが、カミングアウトできないと言い、外出できなくて困っているという方は、その場でお友達に電話して、当院からお帰りの時にはもうお友達を会う…なんていう方もいました。

要は更年期の症状があることで何が、どんなことがネックになっているのか自分で知るということがとても重要であると考えています。


当院では、「きっかけと弾み」を自律神経を整えることでお手伝いさせていただきます。

長文乱文失礼しました(汗)