片麻痺 「動かしたい早さ」と「動かせる早さ」

2018年07月16日

イメージとの違いがこわばりを生む

あなたはリハビリで、麻痺側を動かすとき、どのような早さで動かそうと思っていますか?

うまく動かせないというほとんどが、イメージしている早さと実際に動かせる早さが違うからなのです。

共同運動は早く動くのです。共同運動以外は早く動かせないのです。

共同運動で動かせる範囲は、感覚的にほぼイメージ通りの早さで動かせるので、これ以外の動作も早くやりがちになってしまいます。

できない、苦手な動きはゆっくり行う

歩く練習、手の練習など共同運動以外の運動をできるようにするためには、極めてゆっくりと練習することをお勧めします。これは感覚の有無は問いません。

特に発病してから時間が経っている方は、特にしっかりとやることをお勧めします。

動作をわざわざゆっくりとやることは、ストレスを感じることでしょう。しかし、諦めたくないのであれば、じっくりと見直すことをお勧めしています。特に肩と股関節に関しては、しつこくしつこくゆっくりとやっていただいてます。

効果の現れ方としては、「そういえば前はこんなこともできなかったね」といういつの間にかできているのが普通になる、というような方が多いです。

動作の練習は目に見えてできるようになるものではないため、どうしても早く楽に動かせるものばかりやりがちになってしまいますが、後々になればなるほど、共同運動以外の運動をすること自体が難しくなってしまいますので、今のうちからじっくりと取り組んでおきたいものです。