筋肉から見る痴呆について

2018年08月23日

最近では、若年性痴呆症が増えているそうです。

来院される高齢の方を見ていると、元気がない、覇気がない、声が小さい、愚痴が多い方には、共通点があることに気づきました。

総じて

首が硬い

特に側屈、耳を肩につける動作がかなり苦手の方が多いことに気が付きました。

首を傾けるための筋肉が硬いということは、その中にある、動脈や静脈、神経なども挟まれて硬くなってしまっているということは、容易に想像できます。

ということは、脳への血流も良いわけがなく、頭部の血流や神経の働きも必然的に悪いはずです。

頭部への血流が悪い ⇒ ぼーっとする ⇒ やる気が起きない ⇒ 考える感じることができない


鬱、パニック、自律神経失調症なども同じ傾向

同じく首が硬いですね。

ということは首を柔らかくすると、頭部の血流がスムーズになるので、症状も軽減しそうではありませんか?

実際に当院の施術では、首の柔らかさと、視界の鮮明さを基準にしています。


痴呆気味の方でも首が柔らかく、視界がはっきりすると…

言葉もはっきりとして、意見もちゃんと言えるようになるのです。

しかし、これは一時的に脳の血流が良くなっているためだけなので、根本的に解決しているわけではありません。

首を硬くしている原因をきちんと取り除かなくてはならないのです。

原因は人それぞれですから、一概には言えませんが、多くお聞きするのは、

「動かない」

座っている時間が長いのです。

「長く座ると腎を破る」と東洋医学では言われています。高齢になるということは「腎虚」になることですから、長く座れば座るほど腎虚を促進してしまう結果になるのです。この話はまたいずれ。


ある程度の首を含めた全身運動が不可欠です。

当院では一時的にでも、頭の血流を促進させてあげることで、やる気や意欲を少しでも出せる状態に近づけることを目標に施術していきます。