腰痛 慢性腰痛の原因は○○だった!

2018年08月15日

原因が以外だった患者さんの話


8年前より激しい腰痛があり、仕事もままならなかったTさん(酒屋さん)

常に中腰が楽だとのことで、早速検査開始。

さすがに足は疲れていて、あちらこちら筋肉が硬い。でも、どうやら中腰が原因の足の疲れのようで、腰痛そのものには影響が出せない。

仰向けになれない。横向きが楽。うつ伏せはもってのほかという状況。


「さて困った」


私は普段、急性のことでなければ肌を見ることはありませんが、あまりに見当がつけられないので、背中とお腹を見させてもらうことに。

背中はハリがある程度で、これといって原因となるようなものは見つからず。若干腰椎の叩打痛がある程度だが、直接の原因はなさそう。

(これまでに、ケンプやSLRなどのメジャーな検査は全て陰性)


右のお腹の下の方、傷を発見。盲腸の傷だそう。

念のため、傷を指で触ってもらいながら、腰を上げてもらう。

「痛くない」


発見しました。(よかった~)

この傷が一番大きな原因だったのですね。軽くケロイド状のようになっていて、決してきれいな傷ではなく、また、少し腫れているようにも見えました。

古傷は少なからず癒着を起こします。この癒着が曲者で、常に突っ張らせてしまうため、離れたところに痛みを起こしたりするのです。


私は傷がとても多いです。縫った傷は大仁田さんには及びませんが、かなりあります。私の耳鳴りは左肩の傷を揉むと治ります。


Tさんのひどい慢性腰痛の原因は、昔やった盲腸の傷だったのです。

傷の周りの硬い部分、押して痛みがある部分、仕上げにお腹全体にある細かい硬結を処理して終了。

痛みは施術前10だとしたら、1か2になったと喜んでいました。

おそらく次回いらしたときに、腰痛のせいで硬くなっている他の部位の筋肉や、姿勢の矯正を行えば、かなり良くなると考えています。


こういったパターンでは、腰へのマッサージや、鍼などでは改善できないですね。改善できないか、軽減してもまたすぐに元に戻る感じです。

お腹の傷が、身体の全面を引っ張ってしまっているのですから、中腰が楽なわけですね。

ですから、帝王切開や、開腹手術など、腹部に傷があると腰痛や、ほかに肩の痛みなどがでる可能性がありますね。


それにしても良かった~。